<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>すれ違い | NOVEL ROOM</title>
	<atom:link href="https://novel-room.online/tag/%E3%81%99%E3%82%8C%E9%81%95%E3%81%84/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://novel-room.online</link>
	<description></description>
	<lastBuildDate>Wed, 12 Mar 2025 13:18:46 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.8</generator>

<image>
	<url>https://novel-room.online/wp-content/uploads/2025/03/cropped-34eeef9ad11d89fd1433c48ee18b4047-14-32x32.jpg</url>
	<title>すれ違い | NOVEL ROOM</title>
	<link>https://novel-room.online</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>『交差する思い』</title>
		<link>https://novel-room.online/intersecting-thoughts/</link>
					<comments>https://novel-room.online/intersecting-thoughts/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[kei]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 11 Feb 2025 07:46:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オーバーステップ！]]></category>
		<category><![CDATA[青春]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[ハンドボール]]></category>
		<category><![CDATA[片想い]]></category>
		<category><![CDATA[すれ違い]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://novel-room.online/?p=1645</guid>

					<description><![CDATA[始まりは、何気ない朝、春の光が差し込む教室。 　朝のHR（ホームルーム）が始まるまでの時間、まだ少し眠たげなクラスメイトたちの声が飛び交っていた。 　悠斗は自分の席に座り、なんとなく窓の外を眺める。　体育館の方角――つい [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<figure class="wp-block-image size-full"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="800" height="400" src="https://novel-room.online/wp-content/uploads/2025/02/a0d07e45fd0c901e83825f5127791423.jpg" alt="" class="wp-image-2063" srcset="https://novel-room.online/wp-content/uploads/2025/02/a0d07e45fd0c901e83825f5127791423.jpg 800w, https://novel-room.online/wp-content/uploads/2025/02/a0d07e45fd0c901e83825f5127791423-300x150.jpg 300w, https://novel-room.online/wp-content/uploads/2025/02/a0d07e45fd0c901e83825f5127791423-768x384.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></figure>



<p>始まりは、何気ない朝、春の光が差し込む教室。</p>



<p>　朝のHR（ホームルーム）が始まるまでの時間、まだ少し眠たげなクラスメイトたちの声が飛び交っていた。</p>



<p>　悠斗は自分の席に座り、なんとなく窓の外を眺める。<br>　体育館の方角――ついさっきまで、朝練をしていた場所だ。</p>



<p>　（今日は調子よかったな）</p>



<p>　ハンドボール部のエースとして、日々の練習は欠かせない。<br>　けれど、試合に向けての調整を終えても、なんとなく気持ちが落ち着かなかった。</p>



<p>　それは――。</p>



<p>「おはよ、眠そうだね」</p>



<p>　不意にかけられた声に、悠斗は顔を上げた。<br>　そこには、クラスメイトであり、女子ハンドボール部のエースでもある菜月が立っていた。</p>



<p>「ん……ああ、おはよう」<br>「朝練してたでしょ？ いつもより疲れてる顔してる」<br>「そっちこそ、昨日遅くまで練習してただろ」</p>



<p>　菜月はくすっと笑いながら、悠斗の隣の席に座る。<br>　二人の席は窓側の並びで、普段から何かと話す機会が多かった。</p>



<p>　「ねぇ、今日の数学、小テストあるの知ってる？」</p>



<p>　「……マジ？」</p>



<p>　悠斗は軽く頭を抱えた。</p>



<p>「うわー、やばい……ぜんぜん分からねぇ」</p>



<p>　昼休み、悠斗は数学のプリントを前にため息をついていた。<br>　小テストの時間はもうすぐだ。</p>



<p>　菜月は向かいの席からプリントを覗き込み、呆れたように笑った。</p>



<p>「え、ちょっと待って、これ解けてないの？」<br>「……バカにすんなよ」<br>「バカにしてるよ。ていうか、真面目にやってないでしょ？」</p>



<p>　悠斗は「ぐっ」と言葉に詰まる。<br>　確かに、数学はあまり得意じゃない。</p>



<p>「しょうがないなあ……」</p>



<p>　菜月は自分のノートを開き、さらさらと問題を解いて見せる。<br>　「ここ、こうやって整理すると解きやすいよ」と、手元を指で示しながら説明する。</p>



<p>　（……近い）</p>



<p>　悠斗は、ほんの数センチの距離に気づき、思わず視線を外した。</p>



<p>　菜月はそんな悠斗の動揺に気づかず、「ほら、こうすれば簡単でしょ？」と微笑む。</p>



<p>　（なんでこいつ、こんなに自然に距離詰めてくるんだ……）</p>



<p>　何も意識していない風の菜月と、なぜか意識してしまう自分。<br>　そのギャップに、悠斗は少しだけ苦しくなった。</p>



<p>　放課後、悠斗は一人で数学のノートを開いていた。<br>　さっき菜月に教えてもらったことを、もう一度復習してみる。</p>



<p>　だが――。</p>



<p>「……ダメだ、集中できねぇ」</p>



<p>　なぜか、さっきの菜月の顔ばかり浮かんでくる。<br>　笑いながら「簡単でしょ？」と言った声。<br>　ほんの少しだけ、自分の手元に触れた指先の感触。</p>



<p>　悠斗は軽く頭を振った。</p>



<p>　（何考えてんだよ……ただの友達だろ）</p>



<p>　そう、友達。<br>　クラスメイトで、ハンドボール部の仲間で――それ以上でも、それ以下でもない。</p>



<p>　そう思うのに。</p>



<p>　「……帰らないの？」</p>



<p>　ふいに聞こえた声に、悠斗は驚いて顔を上げた。<br>　そこには、菜月が立っていた。</p>



<p>「え？」<br>「なんか考え込んでたから。帰るの忘れてるのかと思って」<br>「……いや、ちょっと復習してただけ」</p>



<p>　菜月は「そっか」と微笑んだ。</p>



<p>　「じゃあ、また明日ね」</p>



<p>　そう言って教室を出ていく菜月の背中を見送りながら、悠斗はぼんやりと思った。</p>



<p>　（また、明日――）</p>



<p>　たったそれだけの言葉なのに、胸が少しだけ締めつけられるのは、どうしてだろう。</p>



<p>　翌日の昼休み、悠斗はいつものように昼飯を食べながら、クラスメイトたちの何気ない会話を聞いていた。<br>　ハンドボールの試合の話、次のテストの話、週末の予定――どれも適当に聞き流していたが、ある話題が耳に引っかかった。</p>



<p>「なあ、相原ってさ、誰か好きなやついるのかな？」</p>



<p>「え、菜月？ どうだろ……でもさ、この前、誰かに手作りのクッキー渡してたらしいぜ」</p>



<p>「え、それ本命？」</p>



<p>「さあ？ でも、あんなの渡されたら意識するだろ」</p>



<p>　何気ない会話。<br>　けれど、その言葉が胸に突き刺さる感覚がした。</p>



<p>（……菜月が、誰かに？）</p>



<p>　悠斗は気にしないふりをした。<br>　ただの噂話。<br>　しかも、菜月が誰を好きだろうと、自分には関係ない――はずだった。</p>



<p>　それなのに、どうしてこんなに心がざわつくんだろう。</p>



<p>　放課後、悠斗はいつものように教室に残っていた。<br>　数学のノートを開いているが、内容は全く頭に入ってこない。</p>



<p>　そのとき、目の前の席に菜月が座った。</p>



<p>「今日も勉強？ 偉いね」</p>



<p>「……まぁな」</p>



<p>　普段なら、自然に話せるのに。<br>　今日は、どこかぎこちなくなってしまう。</p>



<p>　（聞くべきじゃない。こんなの、ただの噂話なんだから）</p>



<p>　でも。</p>



<p>　知りたい。</p>



<p>「なあ、お前……誰かにクッキー渡したのか？」</p>



<p>　気づけば、言葉が口をついていた。<br>　菜月は少し驚いたように目を瞬かせ、それから微笑んだ。</p>



<p>「ああ、それ？ ただのお礼だよ」</p>



<p>「お礼？」</p>



<p>「うん。前に、筆箱落としたときに拾ってくれた人がいてね。そのお礼に、ちょっとだけ作って渡したの」</p>



<p>　それだけ。<br>　なのに、悠斗の胸に広がっていたざわつきは、ゆっくりと消えていく。</p>



<p>「……なんだ、それだけかよ」</p>



<p>「え、なに？ まさか、私が誰かに本命のクッキー渡したって思った？」</p>



<p>　菜月はくすっと笑いながら、悠斗の肩を軽く小突く。</p>



<p>「いや、別に」</p>



<p>「ふーん？」</p>



<p>　からかうような瞳。<br>　悠斗はそれ以上、何も言えなかった。</p>



<p>　それからしばらく、悠斗は自分が菜月を意識しすぎていることに気づき始めた。</p>



<p>　いつも通り、隣の席で話しているのに。<br>　昼休みにノートを見せてもらっているのに。<br>　放課後、何気なく一緒に帰ることがあっても。</p>



<p>　（俺、なんでこんなに気にしてるんだ？）</p>



<p>　菜月は、特別なことをしているつもりはないのかもしれない。<br>　けれど、悠斗にとっては、その何気ない言葉や仕草が、心を揺さぶる要因になっていた。</p>



<p>　（……ダメだ、こんなの）</p>



<p>　悠斗は無理やり、そんな感情を押し込める。<br>　これはただの「クラスメイト」としての関係だ。</p>



<p>　それ以上を望んではいけない。</p>



<p>　ある日、部活が休みだった日のこと。<br>　悠斗は雨が降る中、教室で一人で勉強していた。</p>



<p>　他のクラスメイトはすでに帰っていて、教室には誰もいない――はずだった。</p>



<p>「……あれ、まだいたんだ？」</p>



<p>　ふと、声がする。<br>　振り向くと、菜月が教室の入り口に立っていた。</p>



<p>「お前こそ、帰らないのか？」</p>



<p>「うん、傘持ってなくて。止むの待ってた」</p>



<p>　悠斗は窓の外を見る。<br>　強く降っていた雨は、少し小降りになってきていた。</p>



<p>「……送ってやろうか？」</p>



<p>　思わず、そう口にしていた。</p>



<p>　菜月は少し驚いたように目を丸くし、それからふわりと笑った。</p>



<p>「うん、じゃあお願いしようかな」</p>



<p>　二人で一本の傘。<br>　いつも通りの距離なはずなのに、雨音が静かだからか、いつもよりも近く感じる。</p>



<p>「……」</p>



<p>　悠斗は、言葉を探すように口を開きかけた。<br>　でも、何を言えばいいのか分からない。</p>



<p>　そんな沈黙の中、菜月がぽつりと呟いた。</p>



<p>「ねえ、高槻くんはさ……好きな人、いるの？」</p>



<p>　悠斗は思わず、傘を持つ手を強く握る。</p>



<p>「……急にどうした？」</p>



<p>「なんとなく」</p>



<p>　なんとなく、の意味が分からなかった。</p>



<p>「……いないよ」</p>



<p>　悠斗は、嘘をついた。</p>



<p>　隣で菜月が、ほんの少しだけ寂しそうに微笑んだのを、悠斗は見逃さなかった。</p>



<p>　次の日も、その次の日も、悠斗は何も言えなかった。<br>　菜月との距離は変わらない。<br>　それなのに、何かが少しずつ、すれ違っていくような気がした。</p>



<p>　「好きな人いるの？」の問い。<br>　あのとき、もし本当のことを言っていたら――何かが変わっていたのだろうか。</p>



<p>　答えを出せないまま、時間だけが過ぎていく。</p>



<p>　「おはよう」</p>



<p>　次の日も、菜月は笑って教室に入ってきた。<br>　いつも通りの朝。<br>　いつも通りの会話。</p>



<p>　でも――。</p>



<p>（この気持ちは、どうしたらいいんだろう）</p>



<p>　悠斗はただ、菜月の笑顔を見つめることしかできなかった。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p></p>
<div class="ifw_wrap ifw_center"><button class="ifw_btn" data-postid="1645" data-buttoncount="2"><span class="material-symbols-rounded">favorite</span><span class="ifw_count" id="ifw_count_1645_2">13</span>いいね</button><div class="ifw_message_wrap ifw_top_center" id="ifw_message_1645_2"><div class="ifw_message"><div class="ifw_text"><p class="ifw_processing">送信中です</p></div></div><div class="ifw_arrow"></div></div><div class="ifw_message_wrap ifw_top_center ifw_thanks" id="ifw_thanks_1645_2"><div class="ifw_close" data-id="1645_2">×</div><div class="ifw_message"><div class="ifw_image"><img decoding="async" src="" id="ifw_image_1645_2"></div><div class="ifw_text" id="ifw_showmessage_1645_2"></div><div class="ifw_comment"><textarea class="ifw_textarea" id="ifw_comment_1645_2" placeholder="感想やメッセージをいただけると励みになります♪
お気軽にコメントしてくださいね！"  maxlength="500"></textarea><p class="ifw_memo">※コメントは最大500文字、10回まで送信できます</p><div class="ifw_send_wrap"><button class="ifw_send" id="ifw_send_1645_2" data-postid="1645" data-buttoncount="2">送信</button><div class="ifw_sending_wrap"><span class="ifw_sending" id="ifw_sending_1645_2">送信中です</span><span class="ifw_sent" id="ifw_sent_1645_2">送信しました！</span></div></div></div></div><div class="ifw_arrow"></div></div></div>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://novel-room.online/intersecting-thoughts/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
