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	<title>消しゴム | NOVEL ROOM</title>
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		<title>『消しゴムの名前』</title>
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		<dc:creator><![CDATA[kei]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 09 Mar 2025 14:03:21 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[記憶のかけら]]></category>
		<category><![CDATA[青春]]></category>
		<category><![CDATA[片想い]]></category>
		<category><![CDATA[放課後]]></category>
		<category><![CDATA[淡い恋]]></category>
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					<description><![CDATA[授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。 ガタガタと椅子を引く音、ざわめき、教室に広がる日常の音。机に肘をつきながら、なんとなく黒板を見つめる。 不意に名前を呼ばれ、顔を上げた。 先生が、手のひらに乗せた小さな消しゴムをか [&#8230;]]]></description>
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<p>授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。</p>



<p>ガタガタと椅子を引く音、ざわめき、教室に広がる日常の音。<br>机に肘をつきながら、なんとなく黒板を見つめる。</p>



<p>不意に名前を呼ばれ、顔を上げた。</p>



<p>先生が、手のひらに乗せた小さな消しゴムをかざしている。</p>



<p>「落とし物だ。名前が書いてあるぞ」</p>



<p>「ほら」と消しゴムを渡されるが、</p>



<p>（え？）</p>



<p>一瞬、理解が追いつかなかった。<br>けれど、教室のざわめきがピタリと止まり、数秒後には「おおー！」と興味をそそられたような反応が返ってくる。</p>



<p>「お前、名前書く派なの？」</p>



<p>「いやいや、違う。俺のじゃない」</p>



<p>慌てて否定した。</p>



<p>でも、確かにそこには自分の名前が書かれている。</p>



<p>手のひらサイズの、どこにでもある普通の消しゴム。<br>でも、文字の筆跡は見覚えのないものだった。</p>



<p>「じゃあ誰のだ？」</p>



<p>先生がもう一度教室を見渡す。</p>



<p>その瞬間、視線の端に彼女の姿が映った。</p>



<p>端の席。<br>普段あまり話すことのない、でも、いつもなんとなく目で追ってしまうあの子。</p>



<p>彼女が、一瞬だけ息をのむような仕草をした。</p>



<p>そして、小さく俯く。</p>



<p>「……」</p>



<p>偶然かもしれない。<br>でも、もしかして——</p>



<p>「とりあえず、持っておけ。持ち主がいたら返してやればいい」</p>



<p>先生はそう言って、消しゴムをポンと机に置いた。</p>



<p>周りから「お前のだろー！」「モテ期か？」なんて茶化されながら、無言でそれを手に取る。</p>



<p>小さな、何の変哲もない消しゴム。<br>だけど、それが今、妙に重たく感じられた。</p>



<p>放課後。</p>



<p>いつもより少し遅く教室を出た。<br>荷物をまとめながら、ポケットに入ったままの消しゴムを何度か指でなぞる。</p>



<p>——どうしよう。</p>



<p>返すべきなのか、それとも、このまま持っているべきなのか。</p>



<p>（……いや、何を考えてるんだ）</p>



<p>結局、自分の名前が書かれていた理由もわからないままだ。<br>それだけで何かを期待するのは、単なる勘違いかもしれない。</p>



<p>それでも——</p>



<p>「……あの」</p>



<p>廊下を歩いていると、不意に背後から小さな声がした。</p>



<p>振り向くと、そこに彼女がいた。</p>



<p>「……さっきの消しゴム、私の、なの」</p>



<p>その声は、どこか申し訳なさそうで、それでいて少しだけ緊張しているようにも聞こえた。</p>



<p>「え？」</p>



<p>思わず、聞き返してしまう。</p>



<p>「さっきの、落としちゃって……」</p>



<p>「……」</p>



<p>言葉の続きを待つ。<br>けれど、彼女は何かを言いかけて、それ以上は口を開かなかった。</p>



<p>ただ、じっとこちらを見ている。</p>



<p>「……そっか」</p>



<p>ポケットの中の消しゴムを取り出す。</p>



<p>「ほら」</p>



<p>そっと手のひらに乗せると、彼女は少し戸惑ったように、それを受け取った。</p>



<p>「……ありがとう」</p>



<p>消しゴムを持つ指先が、かすかに震えていた。</p>



<p>「……でもさ」</p>



<p>自分でも、なぜその言葉を口にしたのかはわからなかった。</p>



<p>「なんで俺の名前、書いてたの？」</p>



<p>彼女の表情が、一瞬ぴたりと固まる。</p>



<p>そして——</p>



<p>「それは……」</p>



<p>何かを言おうとした、けれど。</p>



<p>「……なんでもない」</p>



<p>小さく息を吐いて、ふっと笑った。</p>



<p>「気にしないで」</p>



<p>そう言って、彼女は軽く頭を下げて、足早に去っていった。</p>



<p>その後ろ姿を、ぼんやりと見送った。</p>



<p>結局、理由は聞けなかった。<br>でも、それでもいい気がした。</p>



<p>名前が書かれた理由は——</p>



<p>彼女が去ったあと、しばらくの間、その場を動けなかった。</p>



<p>消しゴムをそっと握りしめた彼女の指先。<br>「気にしないで」と笑ったあの表情。</p>



<p>あれが本当に、ただの「なんでもない」ことだったのだろうか。</p>



<p>——気になる。</p>



<p>でも、それ以上に、これ以上何かを聞いたらいけないような気もした。</p>



<p>彼女が言葉を選んで、そう言ったのだから。</p>



<p>……これで終わり？</p>



<p>そう思おうとしたのに、なぜか心の奥に、小さな引っかかりが残る。</p>



<p>次の日。</p>



<p>教室に入ると、何となく彼女の方を見てしまった。</p>



<p>席は少し離れている。<br>普段なら気にすることもないのに、今日は無意識に視線が向く。</p>



<p>彼女は、いつもと変わらない様子だった。</p>



<p>友達と話しながら笑い、時々頷いたり、窓の外を眺めたり。<br>それは、昨日までと同じ彼女だった。</p>



<p>でも、たった一つだけ違ったのは——</p>



<p>机の上に、昨日の消しゴムが置かれていたこと。</p>



<p>さりげなく視線を戻す。<br>気にしすぎるのも変だ。</p>



<p>でも、どうしてだろう。</p>



<p>消しゴムの向きが、妙に気になった。</p>



<p>普通、机に置くなら、何気なく転がしておくだろう。</p>



<p>けれど、その消しゴムはまっすぐに置かれていた。<br>まるで、それを持ち主に見てもらうことを期待しているかのように。</p>



<p>その白い表面に、昨日と同じように——<br>自分の名前が書かれている。</p>



<p>昼休み。</p>



<p>どうしようもなく気になって、結局彼女の近くを通ってみた。</p>



<p>すると、ふとした瞬間、彼女と目が合った。</p>



<p>彼女は一瞬、驚いたように目を瞬かせ——</p>



<p>それから、ゆっくりと笑った。</p>



<p>それは、昨日よりもほんの少しだけ、柔らかい笑顔だった。</p>



<p>「……ねぇ」</p>



<p>彼女が声をかけてきたのは、その帰り道だった。</p>



<p>「昨日のことだけど……」</p>



<p>立ち止まる。</p>



<p>彼女も足を止めて、少し考えるように空を見上げた。</p>



<p>「やっぱり、言っておこうかな」</p>



<p>そう言って、ポケットから昨日の消しゴムを取り出した。</p>



<p>「これね、別に落としたんじゃなくて……本当は、大事に持ってたの」</p>



<p>消しゴムをそっと両手で包み込む。</p>



<p>「でも、名前、見られちゃったよね」</p>



<p>「……あぁ」</p>



<p>「だから、もう隠すのは無理かなって思って」</p>



<p>彼女は、少しだけ困ったように笑った。</p>



<p>「恋のおまじない、知ってる？」</p>



<p>「……ん？」</p>



<p>「好きな人の名前を消しゴムに書いて、それを最後まで使い切ると……願いが叶うってやつ」</p>



<p>「……あぁ」</p>



<p>聞いたことはあった。<br>でも、まさか、そんな話が今ここで出るとは思わなかった。</p>



<p>「それで……」</p>



<p>彼女は、少しだけ目を伏せる。</p>



<p>「これ、私が書いたんだ」</p>



<p>自分の名前が書かれた消しゴムを、そっと差し出した。</p>



<p>「……」</p>



<p>何かを言わなきゃいけない。</p>



<p>そう思うのに、言葉が出てこなかった。</p>



<p>「だから、昨日はびっくりして、つい誤魔化しちゃったけど……でも、もういいかなって思って」</p>



<p>「……」</p>



<p>彼女が、ふっと笑う。</p>



<p>「だって、もうバレちゃったし」</p>



<p>そう言って、消しゴムを指先でくるりと回した。</p>



<p>「……ごめんね、変なことして」</p>



<p>「……」</p>



<p>言葉を探す。</p>



<p>でも、何を言えばいいのか、わからなかった。</p>



<p>ただ、彼女の手の中にある消しゴムを見つめることしかできなかった。</p>



<p>「もし、迷惑じゃなかったら……」</p>



<p>一瞬、躊躇うようにして。</p>



<p>でも、彼女はそれでも、勇気を出したように言った。</p>



<p>「このまま、持っていてもいい？」</p>



<p>「……」</p>



<p>答えは、決まっていた。</p>



<p>「……あぁ」</p>



<p>自然と口からこぼれた言葉に、彼女は嬉しそうに微笑んだ。</p>



<p>「よかった」</p>



<p>そう言って、彼女は消しゴムをそっとポケットにしまう。</p>



<p>そして、いつも通りの笑顔で「じゃあ、また明日」と言って、軽く手を振った。</p>



<p>「……あぁ」</p>



<p>彼女の背中を見送る。</p>



<p>そのポケットの中に、まだ名前が書かれたままの消しゴムがあることを思いながら。</p>



<p>「……」</p>



<p>なんとなく、自分の手がポケットの中の鍵を探した。</p>



<p>きゅっと握りしめる。</p>



<p>それは、いつもと変わらない手の感触だったはずなのに、なぜか今日だけは少し違って感じた。</p>



<p>それが何なのかは、まだわからない。</p>



<p>ただ、彼女がポケットにしまった小さな消しゴムのように——</p>



<p>その気持ちも、そっと胸の奥にしまっておこうと思った。</p>



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