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	<title>祭り | NOVEL ROOM</title>
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		<title>『夏の余韻』</title>
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		<dc:creator><![CDATA[kei]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 09 Mar 2025 14:52:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[記憶のかけら]]></category>
		<category><![CDATA[青春]]></category>
		<category><![CDATA[淡い恋]]></category>
		<category><![CDATA[祭り]]></category>
		<category><![CDATA[花火]]></category>
		<category><![CDATA[夏の終わり]]></category>
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					<description><![CDATA[　夜空に花火が咲いていた。　大きく広がった光がゆっくりと消えていく。 　浴衣姿の人が行き交う、夏の夜。　祭りの賑やかさに包まれていたはずなのに、今は少しだけ静かだった。 　さっきまで男友達と祭りを歩いていたが、偶然、女友 [&#8230;]]]></description>
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<p>　夜空に花火が咲いていた。<br>　大きく広がった光がゆっくりと消えていく。</p>



<p>　浴衣姿の人が行き交う、夏の夜。<br>　祭りの賑やかさに包まれていたはずなのに、今は少しだけ静かだった。</p>



<p>　さっきまで男友達と祭りを歩いていたが、偶然、女友達に出会い、なんとなくそのまま一緒に回ることになった。</p>



<p>　けれど、気づけば周りにいたはずの友人たちは姿を消し、いつの間にか彼女と二人きりになっていた。</p>



<p>　「はぐれた……？」</p>



<p>　彼女がふと足を止める。</p>



<p>　辺りを見回してみるけれど、もう人波に紛れてしまっている。<br>　戻るにしても、この人混みじゃ見つけるのは難しそうだった。</p>



<p>　「どうする？」</p>



<p>　そう聞くと、彼女は小さく息をついた。</p>



<p>　「……まあ、待ってればそのうち見つけてくれるかもね」</p>



<p>　そう言って、少しだけ辺りを見回す。</p>



<p>「でも、この人混みじゃ、探すのも難しそう……」</p>



<p>　そう呟いたあと、彼女は「少し歩こうか」と言ってゆっくり歩き出した。</p>



<p>　つられて、自分も歩き出す。</p>



<p>　祭りの喧騒を抜けた道は、驚くほど静かだった。<br>　さっきまでの賑やかさが嘘みたいに、風の音だけが聞こえる。</p>



<p>　「……涼しいね」</p>



<p>　彼女が呟いた。</p>



<p>　そういえば、花火が終わった途端に風が変わった気がする。<br>　昼間の暑さが嘘みたいに、少し肌寒いくらいだった。</p>



<p>　隣を歩く彼女の浴衣の袖が揺れる。</p>



<p>　祭りの灯りが遠ざかるにつれ、少しずつ静寂が広がっていく。<br>　さっきまでいた場所が、どこか遠く感じる。</p>



<p>　こんなふうに、二人きりで歩くのは初めてだった。</p>



<p>　——妙に、心臓の音がうるさく感じる。</p>



<p>　「……さっき、射的やってたよね？」</p>



<p>　彼女が思い出したように言う。</p>



<p>　「見てたの？」</p>



<p>　「うん」</p>



<p>　少し恥ずかしくなる。<br>　結果は散々だったのに。</p>



<p>　「すごく真剣な顔してた」</p>



<p>　そう言って、彼女はふっと笑った。</p>



<p>　狙った景品は取れなかった。<br>　でも、こうして覚えていてくれたことが、少しだけ嬉しかった。</p>



<p>　「何が欲しかったの？」</p>



<p>　「……何でもよかった」</p>



<p>　本当はそうじゃない。<br>　でも、なんとなく言えなかった。</p>



<p>　「そっか」</p>



<p>　彼女はそれ以上何も聞かなかった。</p>



<p>　静かな夜道。</p>



<p>　このまま、もう少し歩いていたい気がした。</p>



<p>　「……もう少し、ゆっくり歩こうか」</p>



<p>　彼女のその言葉に、自然と足を緩めた。</p>



<p>　どうして、こんなにも心が揺れるのか。</p>



<p>　たぶん、答えはわかっている。</p>



<p>　でも、それを言葉にするのは、もう少しだけ先にしたかった。</p>



<p>　風が吹いた。</p>



<p>　浴衣の袖がふわりと揺れる。</p>



<p>　夜の静けさが、二人の距離をそっと包んでいた。</p>



<p>　人混みの中では気づかなかった、夜の匂いがふっと鼻をかすめる。</p>



<p>　ほんのりと、夏の終わりを感じさせるような、少し涼しい空気。</p>



<p>　「……もう秋だね」</p>



<p>　彼女が、ぽつりと呟いた。</p>



<p>　「そうだな」</p>



<p>　空を見上げる。<br>　花火の煙が風に流され、すっかり夜の闇が戻っていた。</p>



<p>　「夏って、あっという間に終わるよね」</p>



<p>　「毎年そう思うけど、また来年も同じこと言うんだろうな」</p>



<p>　「ふふ、たしかに」</p>



<p>　彼女が小さく笑った。</p>



<p>　それだけの会話なのに、なんとなく心が落ち着かない。</p>



<p>　理由はわかっていた。<br>　祭りの間は、たくさんの人がいたのに。<br>　今は、この道に二人きり。</p>



<p>　「さっき、ベビーカステラ買ってたよね？」</p>



<p>　「うん」</p>



<p>　袋の中に、まだ少し残っている。<br>　歩きながら、何気なく手を伸ばして一つ口に入れる。</p>



<p>　「美味しそう」</p>



<p>　彼女がぼそっと呟いた。</p>



<p>　なんとなく、袋を差し出してみる。</p>



<p>　「いる？」</p>



<p>　「えっ、いいの？」</p>



<p>　「まだ余ってるし」</p>



<p>　少しの間があってから、彼女が小さく手を伸ばした。<br>　袋の端をそっとつまんで、迷うように一つだけ取る。</p>



<p>　「……じゃあ、ひとつだけ」</p>



<p>　口元に運びながら、嬉しそうに目を細めた。</p>



<p>　「……美味しい」</p>



<p>　そう言って、もう一度笑う。</p>



<p>　その横顔を、ふと目で追った。</p>



<p>　いつもは、少し遠くから見ているだけだった。<br>　こんなふうに、近くで見ることなんてなかった。</p>



<p>　なのに——</p>



<p>　「……ん？」</p>



<p>　彼女が不思議そうにこちらを見る。</p>



<p>　しまった。<br>　見すぎていたかもしれない。</p>



<p>　「……いや、なんでもない」</p>



<p>　慌てて視線を逸らし、適当に誤魔化す。</p>



<p>　自分で思っていたよりも、ずっと意識してしまっていることに気づく。<br>　たぶん、さっきの花火のせいだ。<br>　そういうことにしておこう。</p>



<p>　ゆっくりと、彼女が歩き出す。</p>



<p>　「そろそろ戻ろうか」</p>



<p>　「……そうだな」</p>



<p>　今日が終わったら、きっとまたいつもの距離に戻るんだろう。</p>



<p>　友達と一緒に笑って、何もなかったように。</p>



<p>　きっと、来年も夏はあっという間に終わる。<br>　また、同じように祭りに行くかもしれない。</p>



<p>　そう思ったら、少しだけ——</p>



<p>　この静かな時間が、名残惜しくなった。</p>



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