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	<title>窓越し | NOVEL ROOM</title>
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		<title>『窓越しの君』</title>
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		<dc:creator><![CDATA[kei]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 06 Mar 2025 17:43:21 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[記憶のかけら]]></category>
		<category><![CDATA[青春]]></category>
		<category><![CDATA[片想い]]></category>
		<category><![CDATA[放課後]]></category>
		<category><![CDATA[淡い恋]]></category>
		<category><![CDATA[窓越し]]></category>
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					<description><![CDATA[放課後、何となく窓の外を眺めるのが習慣になっていた。 理由なんてない。 授業の終わり、机に置いた手を少し伸ばして、ぼんやりと外を見る。 グラウンドでは部活の掛け声が響き、昇降口の前には帰る準備をする生徒たちがいる。 その [&#8230;]]]></description>
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<p>放課後、何となく窓の外を眺めるのが習慣になっていた。</p>



<p>理由なんてない。</p>



<p>授業の終わり、机に置いた手を少し伸ばして、ぼんやりと外を見る。</p>



<p>グラウンドでは部活の掛け声が響き、昇降口の前には帰る準備をする生徒たちがいる。</p>



<p>その中に、彼女の姿を見つけた。</p>



<p>特に気にしていたわけじゃない。</p>



<p>ただ、目についた。</p>



<p>いつの間にか、視線が追っていた。</p>



<p>成績もいいし、運動もできる。<br>何より、可愛い。</p>



<p>彼女はいつも誰かと一緒にいて、笑っている。</p>



<p>ただ、それだけのこと。</p>



<p>なのに、いつの間にか目で追ってしまう。</p>



<p>探してしまう自分に、少しだけ戸惑う。</p>



<p>＊</p>



<p>ある日、いつものように窓の外を見ていた。</p>



<p>昇降口の前、彼女が友達と並んで歩いている。</p>



<p>そして、不意に足を止めた。</p>



<p>誰かを探すように、視線を上げる。</p>



<p>──え？</p>



<p>次の瞬間、彼女は小さく手を振った。</p>



<p>窓越しに、まっすぐこちらへ向けて。</p>



<p>風が吹いて、彼女の髪が揺れる。</p>



<p>友達が驚いたように隣を見ている。</p>



<p>「え、誰に？」</p>



<p>聞こえなくても、口の動きでわかった。</p>



<p>彼女は軽く笑って、そのまま歩き出した。</p>



<p>何もなかったように。</p>



<p>でも、こっちはそうはいかなかった。</p>



<p>胸の奥が、ざわついた。</p>



<p>──今のは、偶然か？</p>



<p>いや、違う。</p>



<p>彼女の手は、確かにこっちに向けられていた。</p>



<p>思い違いじゃない。</p>



<p>そう思うほどに、心臓の音が大きくなる。</p>



<p>放課後、なんとなく窓の外を眺める。</p>



<p>それは、ただの習慣だったはずなのに。</p>



<p>たった一度、手を振られただけで、意味を持ち始めた。</p>



<p>あの日以来、放課後の窓際は、ただの習慣ではなくなった。</p>



<p>授業が終わり、机に置いた手を少し伸ばして、外を見る。</p>



<p>グラウンドでは部活の掛け声が響き、昇降口の前には帰る準備をする生徒たちがいる。</p>



<p>彼女の姿を探す。</p>



<p>自分でも驚くほど、すぐに見つけられた。</p>



<p>たぶん、前からそうだったんだろう。</p>



<p>無意識のうちに、視線で追っていた。</p>



<p>その日も、彼女は友達と歩いていた。</p>



<p>笑いながら話している。</p>



<p>眩しいくらいに、楽しそうだった。</p>



<p>──だけど、一瞬だけ。</p>



<p>ほんの一瞬、彼女の視線が上がる。</p>



<p>そして、また。</p>



<p>小さく、手を振った。</p>



<p>昨日と同じように。</p>



<p>「……っ」</p>



<p>鼓動が早くなるのを感じた。</p>



<p>きっと、思い違いじゃない。</p>



<p>彼女は、窓の向こうにいる自分を見つけている。</p>



<p>だけど、どうして？</p>



<p>なぜ、手を振るんだろう。</p>



<p>友達は、やっぱり不思議そうに彼女を見ている。</p>



<p>「誰に？」</p>



<p>彼女は、それに答えず、小さく笑って歩き出した。</p>



<p>＊</p>



<p>意識するようになってから、些細なことが気になるようになった。</p>



<p>彼女と同じクラスの友達が、楽しそうに話しているのを見た。</p>



<p>彼女の名前が出ると、つい耳が傾く。</p>



<p>些細な情報に、いちいち反応する自分がいる。</p>



<p>それだけじゃない。</p>



<p>廊下でたまたますれ違うとき、どうしたらいいのかわからなくなる。</p>



<p>目が合っても、すぐに逸らしてしまう。</p>



<p>向こうは何も気にしていないのかもしれない。</p>



<p>でも、もし。</p>



<p>もし、彼女も意識していたら。</p>



<p>──そんなことを考えてしまう。</p>



<p>そういう目で見ると、彼女はやっぱり特別だった。</p>



<p>クラスの誰とでも仲が良くて、話しているときは楽しそうで。</p>



<p>それでいて、ふとしたとき、どこか遠くを見ていることがある。</p>



<p>何を考えているんだろう。</p>



<p>何を見ているんだろう。</p>



<p>＊</p>



<p>ある日、窓際に座ると、雨の匂いがした。</p>



<p>天気は曇り。</p>



<p>もうすぐ降り出しそうな、湿った空気。</p>



<p>昇降口の前には、傘を持っている生徒がちらほら。</p>



<p>彼女も、その中にいた。</p>



<p>手には折りたたみ傘。</p>



<p>友達と話しながら、それを広げる。</p>



<p>そして、また。</p>



<p>一瞬だけ、こちらを見上げた。</p>



<p>窓越しに、静かに見つめ合う。</p>



<p>手は振らなかった。</p>



<p>でも、それだけで十分だった。</p>



<p>雨が降り出す。</p>



<p>音もなく、静かに。</p>



<p>彼女はゆっくりと傘を開いた。</p>



<p>友達と並んで歩き出す。</p>



<p>自分は、その背中をただ見つめていた。</p>



<p>＊</p>



<p>「誰かを、好きになるって、どんな感じなんだろう」</p>



<p>そう思ったのは、たぶんこのときが初めてだった。</p>



<p>この気持ちは、何かの名前をつけられるものなのか。</p>



<p>それとも、ただの偶然が積み重なっただけなのか。</p>



<p>──もし、窓越しの手が、最初からなかったら。</p>



<p>自分は、彼女を意識することはなかったのかもしれない。</p>



<p>だけど。</p>



<p>たった一度、振られた手が。</p>



<p>視線が。</p>



<p>心のどこかに、静かに残ってしまった。</p>



<p>＊</p>



<p>それから何度か、窓越しに視線が合うことはあった。</p>



<p>彼女は何も言わず、ただ、少しだけ笑ったり、視線をそらしたりした。</p>



<p>自分も、何もできなかった。</p>



<p>言葉にしないまま、過ぎていく時間。</p>



<p>季節が変わる頃、ふと気づくと、あの時間はもうなかった。</p>



<p>彼女を目で追うことも、窓越しに視線を交わすことも、もうなくなっていた。</p>



<p>何もなかったように。</p>



<p>まるで最初から、そんな時間が存在しなかったみたいに。</p>



<p>だけど。</p>



<p>今でも、ふとした瞬間に思い出す。</p>



<p>放課後、窓の向こうにいた彼女の姿を。</p>



<p>何も言わずに、ただ小さく手を振った、その瞬間を。</p>



<p>きっと、忘れられないままなんだと思う。</p>



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